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機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑 : ウィキペディア日本語版 | 機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑[きどうせんしがんだむ せんりゃくせんじゅつだいずかん いちねんせんそうぜんきろく] 『機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑 一年戦争全記録』(きどうせんしガンダム せんりゃくせんじゅつだいずかん いちねんせんそうぜんきろく)は、アニメ作品群「ガンダムシリーズ」のうち、宇宙世紀を舞台にした作品の資料集。バンダイ出版部発行の書籍「ENTERTAINMENT BIBLEシリーズ」の39番。スタジオハード編。主な著者は山口宏。 == 概要 == 本書はガンダムシリーズのうち、アニメ『機動戦士ガンダム』『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』などの舞台となった一年戦争の資料集である。ただし、アニメのキャラクターやメカデザインの設定画といったようなものを扱うのではなく、戦争中にどこでどのような戦闘が行われたか、どのような人物が係わり、どのような兵器が使われたか、といったことを記述した書籍である。画稿は少なく、みのり書房のアニメ雑誌「月刊OUT」別冊『宇宙翔ける戦士達 ガンダムセンチュリー』のように新たに書き上げられた文章で構築されている。 内容はバンダイの書籍『MS ERA 0001〜0080 ガンダム戦場写真集』と同じように、ガンダムシリーズ劇中の視点から「宇宙世紀0094年に地球連邦の予備役軍人ビク・ハボクックの手に作られた戦争の資料集」という形がとられ、この劇中の視点から見る方式は、後にティーツー出版の書籍『ジオン新報 秘匿された記録』や講談社の書籍『機動戦士ガンダム 公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS』などといった資料集に受け継がれている。 設定の多くは新たに創作したものであり、アニメや『モビルスーツバリエーション』の設定とは異なる部分も多い。これは、バンダイのスタッフが山口宏に、公式設定ではないので自由に製作することを求めたためである。ゆえに、本作の内容は非公式な設定であるが、たとえば、レビル将軍の座乗艦「アナンケ」やブリティッシュ作戦で落とされたスペースコロニー「アイランド・イフィッシュ」など、準公式設定として取り入れられたのもある。これはゲーム製作の際に、本作による設定が非常に多く参考にされたためであり、本作による設定は『GUNDAM TACTICS MOBILITY FLEET0079』、『機動戦士ガンダムRPG』、『SDガンダム GGENERATION-0』、『機動戦士ガンダム ギレンの野望』シリーズ、『ガンダムネットワークオペレーション』シリーズなどのゲーム作品に登場している。特に『機動戦士ガンダム ギレンの野望』シリーズでは本書の台詞がゲーム内で使用されるなど関連性は高く、キャラクターやモビルスーツもデザイン設定された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑」の詳細全文を読む
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